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経営研究集会2017
- 激変の経営環境をチャンスに変えるとき!~駆けあがる宮城の経営者へ~
- 基調講演『激変する経営環境に対応する同友会が目指す黒字企業づくり』
- ~“人を生かす経営”の具体的な総合実践~
- エイベックス株式会社 代表取締役会長 加藤 明彦氏
- エイベックス株式会社はトヨタ自動車系列の大手部品企業を主たる取引先にしています。売上は2007年度(2008年5月期)26億円に対し2015年度は51億円となり急成長を遂げました。原動力となったのは「市場創造と人材育成」を重要視した経営体質の転換です。 加藤氏は1993年に愛知同友会に入会し、貪欲に学んだことを自社で実践してきました。経済環境や競合会社という外的要因に左右されない「克ち進む経営」をあるべき姿として描き、自社の強みを追求する事、社員の成長こそ企業の発展と位置づけ、社員の潜在能力が発揮される社風づくりに取り組んできました。特にリーマンショック時は売上7割減の中、全社員を集め「100%雇用を守る」と宣言し、経営環境と業務情報を社内に展開、助成金や銀行借入で人件費を賄い、それ以外すべての費用に着目した改善活動に、徹底的にこだわりました。 激変する経営環境に対応する同友会が目指す黒字企業づくりの事例として「今ある仕事は必ず無くなる事」「今いる社員がいつまで働けるのかを予測して経営する事」の視点から学びます。
- ■認定・受賞等
▶経済産業省「元気なモノ作り中小企業300社」に選定(2006)【世界シェアー8%の実績が認知される・地域の中小企業が世界に貢献】
▶経済産業省「ものづくり中小企業100選」認定(2007)
▶経済産業省「IT経営実践企業」に認定(2008)
▶愛知県「愛知ブランド」に選定(2008)
▶名古屋市「親学推進協力企業」に認定(2010)
▶名古屋市「女性の活躍推進企業」に認定・優秀賞受賞(2010)
▶愛知県「ファミリー・フレンドリー企業」に認定(2012)
▶三重県桑名市「企業立地協定」締結(2014)
▶三重県「おもてなし経営企業選」認定(2014)
▶愛知県「ファミリー・フレンドリー企業」表彰(2015)
▶経済産業省「おもてなし経営企業選」認定(2015)
▶厚生労働省「パートタイム労働者活躍推進企業奨励賞」表彰(2015)
▶(公益)中小企業研究センター「第50回グッドカンパニー大賞」優秀企業賞(2016)
▶経済産業省「新・ダイバーシティー経営100選」認定(2016)
▶経済産業省「はばたく中小企業・小規模事業者300社」認定(2016)
■取 得
▶1999年 ISO9001 ▶2007年 ISO14000 ▶2011年 TS16949 - 会 社 名:エイベックス株式会社
氏 名:加藤 明彦
役 職:代表取締役会長
所 属:愛知同友会
会内役職:中同協人を生かす経営推進協議会代表、愛知同友会会長
事業内容:自動車関連部品(ATバルブ、ミッション)その他、高精度小物精密研削、切削加工
設 立:1949年
資 本 金:1,000万円
売 上 高:59億7,000万円
社 員 数:374名(うちパート163名)
U R L:http://www.avex-inc.co.jp/
2017経営研究集会開催概要
- ■日時、場所 11月20日(月) パレスへいあん(仙台市青葉区本町1丁目2-2)
全体会/13:00~14:40 ※受付は12:00から行います。
分科会/15:10~18:15
懇親会/18:40~20:00

実行委員長挨拶 「激変の経営環境をチャンスに変えるとき!」~駆けあがる宮城の経営者へ~
- 2017経営研究集会実行委員長 玄地 学氏 東洋産業株式会社 代表取締役社長
- 今年のテーマは、「激変の経営環境をチャンスに変えるとき!~駆けあがる宮城の経営者へ~」です。近年激変する経営環境の中、我々経営者はやるべきことが山積しております。しかし、これまでと同じ事をやっていても縮小する一方です。地域からの負託に応え、必要とされる企業となる為にも、まずは社員と共にしっかりと自社経営に取り組んでいく事が重要です。今回は、各地同友会の仲間から実践事例を学ぶことで、新たな可能性を模索し、これからどの様に自社経営と地域づくりを実践していくのかというヒントが得られる大きな一日となるはずです。皆様のご参加を心よりお待ち致しております。一緒にワクワクする未来に向かって駆けあがりましょう!。
6つの分科会を設営し、中小企業をとりまく経営課題の解決に挑みます。
情報: ①所属 ②会内役職 ③事業内容 ④設立 ⑤資本金 ⑥売上高 ⑦社員数( )内は、パート・アルバイト⑧URL:ホームページ
第1分科会 経営労働委員会
国が変われば市場も変わる、そこに隙間とチャンスがある!
=自社のコアコンピタンス(事業の核、強み)の明確化=
- ミナミ産業株式会社 代表取締役社長 南川 勤氏
- 南川 勤氏
- ①三重同友会
②三重同友会特任理事
③豆腐製造関連機器の設計・製造・販売食品関連機械の設計・製作・大豆等の微粉砕加工 ④1968年 ⑤1,000万円 ⑥6億円 ⑦20名
⑧https://www.minamisangyo.com/
- 豆腐市場の縮小と地域豆腐屋の減少から廃業寸前のところで事業を承継。他社との差別化からニッチトップを目指す戦略に転換し、卓上鍋「萬来鍋(ばんらいなべ)(地元万古焼メーカーと共同開発)」や「おからの出ない大豆丸ごと豆腐」などを展開し、今は豆腐ビジネスの多角化経営を進めています。 近年は国内市場に留まらず海外へも進出し、海外での和食ブームを追い風に、中国・マレーシア・ベトナムなどに現地法人を設立し今年5月にはフランス・パリに豆腐専門の飲食店をオープン。海外取引の実績は22カ国にのぼっています。 「ないないづくし」の中小企業が自社のコアコンピタンス(事業の核、圧倒的な強み)を明らかにし実践していく重要性を学びます。
第2分科 共同求人委員会・社員共育委員会
選ばれ、働き続けたい企業へ =社員と共に育む企業文化への挑戦=
- 株式会社九州永田 代表取締役社長 坂部 龍也氏
- 坂部 龍也氏
- ①熊本同友会
②熊本同友会理事・共同求人委員長 ③農業機械・資材卸売業 ④1985年 ⑤1,000万円 ⑥2億5,000万円
⑦10名(うちパートアルバイト2名)
⑧http://kyushu-nagata.com/
- 22歳の時に父が創業した株式会社九州永田に入社。 その後、同友会に入会し、36歳の時に事業承継。経営指針書を作成するも、周りからの反対や自分の至らなさに気づき、社内発表会前日に破り捨てたことも…。そんな中でも、共同求人や社員共育にも挑戦し続け、様々な失敗をする中で深まってきた自身の理念、そこから変わってきた社風。 現在も「社員と共に歩む企業」を目指して、さまざまな取り組みに挑戦しています。今までの紆余曲折、これから取り組もうとしていることなど、リアルな体験談と共に報告します。
第3分科会 環境経営委員会
いのちめぐる百年後の海のこと =南三陸ブランドを世界に発信=
- 宮城県漁業協同組合 志津川支所 戸倉出張所 カキ部会 部会長 後藤 清広氏
- 後藤 清広氏
- 宮城県南三陸町戸倉のカキ養殖場が環境に配慮した養殖を後押しする水産養殖管理協議会(ASC、本部オランダ)の国際認証を国内で初めて取得しました。東日本大震災で養殖施設が被災したことを受けて実施した、養殖いかだを大幅に減らす漁場改革が奏功し、生産者や町は「南三陸ブランド」としてカキを国内外に売り出す予定です。 認証を受けたのは、県漁協志津川支所戸倉出張所のカキ部会37人が所有する志津川湾の養殖いかだ305台。県漁協が昨年10月、ASCに申請し、周辺の環境状況、労働環境などの審査を受けました。 ご報告をいただく後藤清広会長は「被災地の新しい取り組みが認められてうれしい。認証取得がゴールではないので、今後も高品質のカキづくりを目指す」と話しています。
第4分科 農業部会
農業を変え、常識を変え、世界を変える =きのことオオクワガタを一緒に育てる!?=
- 有限会社月夜野きのこ園 代表取締役社長 金子 崇範氏
- 金子 崇範氏
- ①群馬同友会
②群馬同友会沼田支部理事
③椎茸を中心としたきのこの生産・販売 ④1997年 ⑤5,000万円⑥6億5,000万円 ⑦80名(パートアルバイト含む)
⑧https://www.tsukiyono.co.jp/
- 月夜野きのこ園は群馬県みなかみ町にあり、椎茸をはじめ、雪割茸、谷川茸などの希少きのこの生産・販売を行っています。生産管理を徹底し、菌床のロス率は20%以下と高品質を保ちます。その鍵はミュージシャンを目指した二代目社長・崇範氏が音楽を作るプロセスから思いついたという自社開発の管理システムと、そこに携わる全社員の姿にあります。 菌床の品質を生かして、2000年からクワガタやカブトムシの飼育キットの生産直売も開始。国内外9万人以上のファンが利用し、年間1億円の事業に成長。群馬・沼田地域のクワガタ・カブトムシの聖地化をめざします。
第5分科会 女性部会
中小企業が連携しないのはもったいない!連携が切り拓く無限の可能性
- 株式会社I.M.Dワークス 代表取締役 川端 政子氏
- 川端 政子氏
- ①宮城同友会泉支部
③コンサルタント事業、3S(整理・整頓・清掃)をベースにした中小企業向け基礎教育提案
④2014年 ⑥5万円 ⑦2名
⑧http://mdfhs.com/
- 中小企業の未来をサポートする地域連携・異業種連携を展開する川端氏。連携事業を始めたのは、年間200社の企業と出会う中で、中小企業同士が協力し合えば新たな展開も見え、中小企業がもっと夢を持って仕事に取り組めると感じたからだった。あわせて、社長がいなくても業務が回る会社づくりの支援事業として3S活動(整理・整頓・清掃活動)も推進。現在では企業同士が成長し合うネットワークが全国に広がっている。自身が大阪の町工場に勤めていた体験と実感を生かした事業展開とそれをかなえるネットワークづくりを学ぶ。
第6分科会 青年部会
若手経営者の挑戦 =事業継承と新しい仕事づくり=
- 土木地質株式会社 代表取締役 橋本 岳祉氏
- ゴリラガードギャランティ株式会社 取締役経営戦略部長 夏原 潤氏
- 橋本 岳祉
- ①宮城同友会泉支部
③地質調査、測量設計、
さく井工事 ④1973年 ⑤4,000万円 ⑥3億円 ⑦29名
⑧http://www.geoce.co.jp/
- 夏原 潤氏
- ①宮城同友会泉支部
②泉支部副支部長 ③警備業務 ④1991年 ⑤1,000万円
⑥3億5,000万円
⑧http://e-kb.jp/
- 「現在、事業継承に取り組まれている皆様へ」
土木地質株式会社 橋本岳祉社長は、現在、既に青年部世代の後継者として事業を継承しながら、新しい仕事づくりに取り組まれています。ゴリラガードギャランティ株式会社 夏原 潤部長は、これから事業を継承していく青年部世代として、社内での働き方や警備業業界の仕事づくりと価値の向上に取り組まれています。それぞれ既に事業継承された後継者とこれから後継者として事業継承していこうとする立場から、事業継承と新しい仕事づくりを成し遂げるためにどんな困難や課題があり、それをどう捉えて乗り越えていこうと実践しているかを掘り下げていきます。これから事業継承を受ける方々のみならず、事業継承をしていく方々もぜひ御参加ください。
- 2017経営研究集会の詳細は以下のPDF(パンフレット)より内容を見る事が出来ます。
2017経営研究集会パンフレット
- 分科会選びのポイントを見る事が出来ます。
2017経営研究集会 分科会選びのポイント
- 2017経営研究集会参加申込書はこちらからダウンロードお願い致します。【11月6日(月)申し込み締め切り日】
2017経営研究集会申込書
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