- 地域で若者を育て、地域に若者を残す運動
- 宮城同友会の共同求人活動は約30年間で「一社で求人募集しても人が集まらないという悩みを共同して解決 する活動」から「地域全体で若者を育て、地域に若者を残す運動」に発展してきました。現在では年間を通して地域(自治体・学校など)からの教育分野に関する支援要請を受け、講師派遣等にも対応し、大学・専門学校・高校・中学などの学生・生徒たちに「働くこと」「生きること」について考えるきっかけづくりを支援してきました。これらの活動が評価され、2011年1月には「キャリア教育・文部科学大臣表彰」を受賞しています。
未来の企業と宮城を創る『共同求人』の5つのポイント
一般的な就職情報会社の採用活動とは異なり「事業の方向性・社員共育・採用」を一貫した企業づくりとして捉えている活動です。
「地域の雇用・教育」の視点を大切にしています。学校訪問、高校の先生方との懇談会、大学・短大・専門学校就職部との懇談会を定期的に開催し、中小企業への正しい認識を地域に広げ、豊かな地域づくりをめざす活動です。
同友会求人サイト「Jobway」を活用し、学生への情報発信をしています。全国発の中小企業専門の求人サイトとしてUターン、Iターン希望の学生へもリアルタイムで更新が可能です。
公益財団法人 仙台市産業振興事業団と「若年者人材育成等に係る協力に関する協定」を結び、取り組んでいます。
「キャリア教育 文部科学大臣表彰」を受賞
平成18年度より、キャリア教育の充実・発展に尽力し顕著な功績が認められる、国内全ての教育委員会・学校・企業および団体などを対象とし、その功績を称え、文部科学省が表彰することによりキャリア教育の充実を促進することを目的とした制度です。平成22年度の団体の部の表彰者として受賞にいたりました。 宮城同友会では1990年より「共同求人活動」に取り組んできましたが、そのベースは「学校訪問」「就職懇談会」「高校・大学での出張講座」、「インターンシップ」など、継続して取り組んできた「学校との連携」です。若者をはじめ、教育関係者にも継続して訴え続けてきた積み重ねが、受賞の運びとなりました。
活動内容
「合同企業説明会」は、仙台エリア・県南エリア・県北エリアで開催し、さらに東北各県同友会の協力により各県Uターンコーナーを設置しています。社会に旅立つ若者たちに自分たちが生まれ育った地元の中小企業を知ってもらい、働きがい、生きがい、地域の魅力を伝える場です。
「就職ガイダンス」は、地域の若者に地元中小企業が果たしている役割を知ってもらい、学生・生徒にとっては就職活動の事前学習の場として、新規参加企業にとっては新卒採用に取り組む練習の場として活用されています。
『Jobway』中小企業家同友会就職情報サイト
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