同友会での学び、経営者として自覚
- 太白支部 赤間 勝広氏 (株)モハンクリーニング代表取締役社長
- 自己紹介
- 当社は、昭和41年に創業、パートさん含め社員数58名、事業内容はクリーニング業で、仙台市内を中心に14店舗のクリーニング店を展開しています。弊社では、化学合成洗剤を使わず、無添加のシャボン玉石けんを使用し、EM(微生物)を利用することで柔軟剤を使わない、天然のふんわり、サラサラな肌触りのナチュラルクリーニングをしています。
- 同友会に入るきっかけ
- 2008年に創業者(父)がクモ膜下出血で倒れました。それまで専務として10年程モハンクリーニングで仕事をしていましたが、経営者としての覚悟もないまま、突然経営をしなくてはいけなくなりました。何をしていいかもわからず右往左往の状態が数年続いた後、東日本大震災の年に知人を通じて同友会の存在を知り、入会しました。ちなみに、それまで同友会の存在すら知りませんでした。
- 同友会での学び?よい点は?
- 入会した時にまずびっくりしたのは、例会で近所の社長さんが報告者として、自社の事を語っている事でした。とても生々しい話で、またその報告を聴いて、テーマを決めて、みんなでグループ討論をし始めたのには、今まで経験したことがなかったのでカルチャーショックでした。報告も偉そうな話でまとめるわけでもなく、グループ討論でもみんなが自社の課題を惜しげもなく話しているのが印象的でした。それから例会に参加するようになり、「経営指針を創る会」の存在を知ります。初めは躊躇していましたが、例会に出席する度に思う、もっと経営を学びたい。という思いから「創る会」に参加しました。同友会に入会しまだ3年目ですが、同友会での学び、経営者として自覚できたのはとりわけ「経営指針を創る会」のおかげです。
- 同友会に入り、自社の経営は、どう変わった?
- 全社一丸体制を築き、よい会社になる為に、日夜奮闘中です。とにかく同友会で学んだ事を実践していくしかないと思いますが、3歩あるいて2歩下がる状態です。それでも、理念を決め、方針を出し、計画を実行するようになったことは、一部の社員たちが自主的になり始めていて、少しずつ変化してきています。変化に戸惑う社員もいますが、そのプロセスも全社一丸体制の大切な道程だと思い、根気強く取り組んでいこうと思います。
- まだ、入会されていない人へ、おすすめの一言。
- 同友会の先輩から言われた言葉で、「悩んでいるヒマがあったら勉強しろ!そのかわり勉強すれば必ずよくなるから・・・」と言われた言葉が頭からこびり付いて離れません。努力したからと言って報われるとは限りませんけど、努力しないと報われませんものね。
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