使命感をもって経営しよう
- 日東イシダ株式会社
- 代表取締役会長 鍋島 孝敏
- わが社は創業1923(大正12)年で今年89周年を迎える重さを量るはかりを製造・販売する会社です。宮城同友会には専務の時に入会し、半年後、先代社長の父から「新年度から社長をお前に譲る」と告げられたところから始まりました。
- 当時は、経営が上手くいかないのを自分以外のせいに責任転嫁してわが身の不幸を嘆くような後継者でしたが、同友会で学ぶうちに「”はかり”を通しての日本の食料自給率の向上と廃棄物リサイクルの推進」と「地域の若者が生きがい、働きがい、希望を持って働き、人間として成長できる場づくり」がわが社の使命であると気づきました。
同友会には「自主・民主・連帯」という理念があります。「取り入れられる考え方だけ取り入れよう」と思っていたら、ある先輩経営者から「同友会理念で経営していますか?」と問われてギクッとしました。「指示命令よりも社員の自主性を引き出すこと」「開かれた議論ができる民主的な社風づくり」「部署にとらわれずチームワークで総合力を発揮すること」を大切に、これからも同友会で学び、実践し続けます。
関わったぶんだけ多くを学べる同友会
- マルチプライ株式会社
- 代表取締役 五十嵐 弘人
- 私は1990年に出身地の秋田県から仙台へ来て28歳で創業しました。その後は順調に売り上げも伸び、社員も増え、営業所を展開しましたが、創業7年目くらいから社員が定着しない現実に直面し、「なぜ自分についてきてくれないのか?」「経営者の仕事とは何なのか?」と悩んでいるときに宮城同友会に入会しました。
- 自ら同友会の活動にできるだけ多く関わる事を決意し、その甲斐あって尊敬できる先輩経営者の実践から様々なことを教わりました。支部役員や専門委員会委員長などの経験から、「組織を動かすとはどういうことか?」「どんな時に人は成長するのか?」を学んだことが今の企業経営に活かすことができていると思います。同友会の活動と自社の経営を不離一体で日常に取り入れていく事が経営者として磨かれ、会社も成長できると、確信しております。
ぜひ一人でも多くの経営者のみなさんがこの宮城同友会の仲間となり、共に切磋琢磨し、自己変革と企業の発展を実現できることを願います。全国4万3000名、宮城1000名で力を合わせて、地域になくてはならない会社と同友会にしていきましょう。
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