経営労働委員会Management Labor Committee

自社のビジョンを描く

情勢変化が激しい中、人口減少(お客様の減少)、地域の衰退、人材不足など経営環境はますます厳しくなっています。

この情勢変化に対応する会社をつくるため、自社の進むべき道(ビジョン)を明らかにするのが「経営指針(経営理念/10年ビジョン/経営方針/経営計画)」です。
「経営指針」は、社内における共通言語/価値基準ともなります。

宮城同友会では、「全会員が経営指針の成文化と実践から全社一丸体制をつくり、外部環境に左右されない自立型企業を目指そう」を基本方針(中長期方針)に掲げています。

活動内容(行事)

  • 経営指針を創る会

    会社の進むべき方向性を明らかにしたものが「経営指針」です。
    「経営理念」「10年ビジョン」「経営方針」「経営計画」の4つで構成されます。
    約半年間をかけて「経営指針」をつくります。経営者自身が変わること、悩みや苦しみを共感できる経営者同士が助言し合う点に特徴があります。1992年からスタートし、これまでに400社以上が経営指針を作成しました。
    中小企業の現場には問題が山積しています。「明日から社員とともに戦える経営指針書」をつくり、ビジョン達成のために日々修正をしながら行動し続けることがよい会社をつくる一番の近道だと考えています。

    例年3月にスタートし、7月までの計4カ月間(月2日)の日程で開催します。
    「経営指針を創る会」は、経営指針(経営理念/10年ビジョン/経営方針/経営計画)を成文化する講座です。

    「経営指針を創る会」に参加したい。

    経営指針を創る会

  • 経営基礎講座

    数字を把握する力を身につけるためには、数字に触れ、慣れることが必要です。
    自社の決算書を管理会計で見る力を養い、売上計画の見直しを行います。
    講師陣は現場の経営者です。経営者の受講後は、幹部社員や経理担当者なども受講している講座です。

    「経営基礎講座」に参加したい。

    経営計画策定講座

    経営戦略を見直し、経営計画を作成する場です。
    参加企業1社ずつ、ディスカッションを通して異業種・複数の視点から「会社の強み」と「新しい仕事づくり」を検討します。近年は経営者と社員が一緒に受講するケースが増えています。

    「経営計画策定講座」に参加したい。

    全国に45,000社の会員

委員長挨拶

ビジョンを描くことが経営者の仕事

クラシタス株式会社 代表取締役社長廣中 聡

 1993 年に株式会社東北カナメ(現:クラシタス株式会社)に新卒で入社し、2010年に代表取締役社長に就任しました。
 社長就任後はマネジメントや人材育成の難しさに悩み、2014年に「経営指針を創る会」を受講しました。社員一人ひとりと向き合うきっかけとなり、自社の本業が地域の暮らしに役立つ仕事であり使命だと気づくことができました。
 2020年より経営労働委員長に就任しました。経営者にとって経営指針は必要です。なぜなら、会社の方向性を示すことが経営者の仕事だからです。

クラシタス株式会社 代表取締役社長 廣中聡

実践企業

経営課題を明らかにする 

株式会社Zelkova 取締役越川 慶子

 新規事業にチャレンジしたものの思うように進まず、困っていた時に知人から同友会を勧められ入会しました。入会直後の例会で「経営指針を創る会」の存在を知りました。当時は、一薬剤師として休みなく勤務していた為、受講は難しいと思っていました。しかし、先輩会員から「時間は自分で創るもの」というアドバイスを受け、自社の課題と方向性をしっかりと見据えようと思い受講を決意しました。
 受講の半年間は、自社や地域、そして自分自身について深く考える機会になりました。地域に対する捉え方も変化し、新規事業が軌道に乗らなかった原因は、経営姿勢や自社が提供するサービスが地域課題にマッチしていなかったからだとわかりました。本当に受講してよかったです。悩んでいるのはみんな同じです。

株式会社Zelkova 取締役 越川慶子

Membership入会案内

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