共同求人委員会Joint Recruitment Committee

選ばれる会社をつくる/採用する

企業存続の絶対条件は、「選ばれる会社」になることです。
今後、永久に続くと予想される人材不足の時代において、自動化/無人化の活用を通して人にしかできない仕事にシフトすることも重要ですが、何よりも自社のビジョンを実現するための定期的な採用が必要不可欠です。

同友会の共同求人は、企業間の連携、企業と行政・教育・他団体との連携、経営者と社員の協働によって、会員共同で新卒者を採用します。
定例の学習会では、各社の事例を参考に、採用の手順から労働環境の整備までを総合的に学んでいます。

「地域で若者を育て、地域に若者を残す」を理念に掲げ、自社の採用を通して地域づくりに取り組んでいます。

選ばれる会社をつくる

活動内容(行事)

  • 企業情報誌(ここエン)

  • 就職サイト(Jobway)

  • 合同企業説明会

  • 就職ガイダンス

  • 学校訪問

  • 学校関係者との懇談会

  • 学内企業説明会

  • 講義・授業への講師派遣

  • 共同求人委員会

就職ガイダンス

委員長挨拶

地域で若者を育て、地域に若者を残す

株式会社パラマウント 代表取締役粕川 利史

 私たち、中小企業家同友会の共同求人委員会は、「地域で若者を育て、地域に若者を残す」を理念に掲げ、新卒採用を通して「若者に選ばれる企業づくり」を学ぶ委員会です。
 定期採用の目的は2つあります。1つ目は、今後も続いていく人材不足の時代の中で、自社のビジョンを実現していくためには、定期的な採用が必要不可欠であり、その重要性も高まっています。
 また、定期採用をするもう1つの目的は「地域の存続」です。人口減少が進み、ますます地域づくりが重要な課題となるなか、「若者が地元で仕事をして豊かな暮らしが実現できる地域をつくること」、「新しい仕事をつくり、雇用を創出すること」は中小企業にしかできないことです。
 委員会内では各社の事例を参考に、採用の手順から労働環境の整備までを包括的に学んでいます。また、学校や行政とも連携し、学内合同企業説明会や出前講義への講師派遣、定期的な情報交換を行っています。
 どんな経営環境からも逃げられない中小企業だからこそ、企業同士が連帯し、地域と共に「採用と共育」に取り組んでまいりましょう。

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実践企業

共同で採用に取り組む魅力

株式会社志乃屋 代表取締役社長押野 成人

 山形県と宮城県で美容室を経営しています。創業した父を含めて役員全員は美容師資格を持っていないため現場で働く社員を大切にしていなければ会社は成り立ちません。採用は業界では珍しいかもしれませんが高校生の新卒採用を中心に取り組んでいます。
 理由は①地元に就職したい募集が多いこと、②同業のライバル企業が少ないこと(多くは資格を取得する専門学生狙い)、③弊社から提示する選択肢(地元志向、通勤距離など)と親和性が高いからです。新卒採用でも高校生に限っては学校との関係をいかに構築しているかが重要となります。
弊社も以前は1社で数十校の高校を訪問していましたが、中には全く相手にしてもらえない場合もあります。
 しかし、宮城同友会の共同求人委員会は30年以上の歴史があり、「地域で若者を育て、地域に若者を残す」を目的に活動しているため、学校訪問する際も円滑に関係構築をすることができます。
 さらに各学校や各社、業界の取り組み事例を共有でき、何よりも一緒に新卒採用に取り組む仲間(会員企業)と苦労や意欲を分かち合えることに魅力を感じています。
その結果、実際に宮城県内で新卒の採用成果を挙げることができました。

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Membership入会案内

中小企業の経営者、または後継者など経営者に準ずる方で、会の趣旨に賛同される方であれば、
どなたでもご入会いただけます。

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