食の豊かさを将来につなげる
食の豊かさを将来につなぐことを目的として、食に関する課題の共有解決に向けて学んでいます。
「食」関連産業のプラットフォームを目指しています。
食の豊かさを将来につなぐことを目的として、食に関する課題の共有解決に向けて学んでいます。
「食」関連産業のプラットフォームを目指しています。
問題を直視して解決に向かう
農業は改善のチャンスは年に一度です。毎冬、次年の作付計画は、あらゆる条件を想定して何通りも策定します。農地は砂質から粘土質まで多様で、それぞれに適した作物づくりができます。農業経営も人の成長と土の成長の両方が影響します。だからこそ、今年起きた問題を来年の課題として社員と共に改善に取り組んでいます。
「真の食の豊かさ」を問う
弊社は「手に取りやすく×美味しいもの」をより多くの人にお届けすることを目指しています。私たちは、高値で取引されるものではなく、消費者の日常にある食べるものを作りたいと考えています。将来に食をつなぐため、世の中の食と農に関する問題を自社の課題として実践を続けていきます。
当社は1998年に設立した農業法人です。世襲を前提にせず、自社、農業、地域がいかに持続発展するか、地域の農業法人から企業的な農業法人にいかに変化していくかに取り組んできました。この20年の変化は下記のとおりです。
■1998年
○経営者:地元(一迫)で長く農業をしてきた4名
○品目:地域の稲作+水耕野菜
○取引先:JA中心、一部外食産業
○社員:地元の人(一迫)で短時間パート中心
■2020年
○経営者:地域にとってはよそ者(私)
○品目:施設園芸野菜に特化、周年で供給できるもの
○取引先:業務用野菜、大手スーパーPBが中心
○社員:通勤距離が遠い社員も多く、正社員や長時間パートを増員
必要なものを必要な人に届ける。継続して安定取引できる価格で売る。野菜の価格が乱高下していても安定してフレッシュな野菜が手に入ること、野菜を高級品にしないことが当社の目指すことです。
また、栗原の生活文化は農業と共に育まれています。食と農業を軸として生産者・食・コンテンツ・ネットワークを結集させ、くりはらツーリズムを主催する組織を立ちあげて栗原市全体をフィールドとした活動もしています。
活動フィールドが広がっても、母体となるのは私自身と自社。耕佑に求められているものが変化するに伴い、耕佑の社員としての求められるものを明確化して制度やしくみもバージョンアップし、役員も社員も一緒に考えて将来をつくっていく会社にしていきたいと思っています。